ISOを表現する基幹用語34

ISO は、専門書をいくつか読まないと判らないしかし、いくつか基幹となる用語
は、理解すると、概要が頭にイメージできる。ここでは、代表的な34語を簡単に、日常用語で解説しよう。
マニュアル
ISO システムの主要な説明書で、システム全体の「憲法」に当たる。改定可。品質・環境マニュアル、中心となる事はすべてここに書いてある。
規格
ISO の決まり(要求事項)を国際的に文書化したもの
9001=136項目、14001=52項目
要求事項
ISO の規格、顧客の注文、法令など決められているもの、など顧客の要求=すべての要求に優先する
管理・非管理版
文書を登録して、誰が何番の資料を持っている事が把握されている状態、と未把握の状態を言う。
文書と記録
文書は改訂できる。記録は後から書き直せない。伝票は、白紙のときは=文書、記入=記録という風に変化する
外部文書
我社が作成したものではなく、他社、他団体の作成物でISO 上必要な文書図面、要領書、チエックリスト、仕事に指定された文書
識別
区別という意味、商品やサービスを特定する、またその状態も特定する
<ID=製品の製造番号で区別、 状態で区別=修理品、保留品などの区別>
管理責任者
管理責任者 ISO を運用する組織の運用責任者。既存の役職とは関係ないISO 上の権限を持つ
品質環境方針
ISO によって、改善したい方向を組織が定めた、長期(5,6年の)指針。
品質・環境目標
方針を踏まえて、年度の部門、営業所毎の具体的改善数値目標、事故の削減、ピアキャッチの販売目標など
顧客満足
顧客満足 顧客の満足を常に高める活動がISO-9001 の2大目標の1つ仕事を通じてお客様の満足を常に意識し、実行して行く事
継続的改善
顧客満足向上ために社内ですすめるべき方法の事。9001の他方の目標
いつも工夫し今より優れたやり方を追求すること
コミュニケーション
コミュニケーション ISO では、会議やミーティング、掲示板、朝礼等を総称して言う
営業所ミーテイングなど
マネジメント・レビュー<社長審査> ISO システムを社長が定期監査すること
不適合サービス(製品) 商品なら、不良品。サービスの場合はミス、遅れ、事故、の状態規定どおり行かないこと
是正処置
再発防止のための原因分析、対策選択、有効性の確認などの一連の活動
真の原因、抜本対策が必要
予防措置
是正処置の中で、他の社内の組織にも参考になる内容を水平展開すること
うちの営業所で有効なことは、ほかの営業所でも有効という考え
プロセス
過程、業務。営業プロセス、サービスプロセス、積み込みプロセス。荷降ろしプロセス
1つのまとまりの仕事
資源
人材、インストラクチャー=建物、設備、ユーティリティー等
内部監査
ISO の決まりで、年1回以上定期的にISO の実行状況を社内で相互に監査する
他のセクションの人が監査するのがルール、資格認定者が監査できる
技能・技術・資格一覧
人材の能力棚卸表、これで、教育ニーズを特定し、計画を作る。各部所で、必要な能力を見極め、年度の各人別育成計画を作成する。
インフラ・ストラクチャー 建物、ユーティリティ、車両、設備、支援(通信)業務
ユーティリティ
変電設備、軽油タンクなど
レビュー
確認、検証、振り返る、チェックする、伝票のチエック、商品のチエックも入る
状況を振り返る、注文内容の確認も
購買
品質にかかわる(影響する)購入品、外注(委託)、アウトソーシング
するサービスも含む。 <調律、クリーニングの委託業務も入る>
トレーサビリティ
追跡性、商品やサービスが事後に追跡可能になっている事
終わった仕事について確認するとき、検索できること
顧客所有物
お客の預かり品。輸送中のピアノ、コピー機、保管中の商品など
監視機器・測定機器
業務が計画通り進んでいるかをチェックする機器。
特別採用<措置>
顧客の了解で当初の約束より、商品が一部不備でも、お客が「良い」と言えばOK.
校正
品質に影響する機器等を正しく作動させる事、措置
点検や、メーカー点検、専門メーカーの校正などがある。
プロセス特性
業務の実行が進捗していることを確認する措置
製品特性
クレーム件数など、でうまく行っているか把握する。
環境側面、著しい環境側面
環境に影響を与える状況把握、特定し、アウトプットの5つの条件のうち該当するものがあれば、「著しい」に該当
環境影響評価
環境の影響についての一定の基準による検討のこと

ISO 原人
今なら、ISO 取得費100%が賄える助成金がある!
期間限定、先着順、関東の企業優先、


ISOを表現する基幹用語34

南陽経営開発株式会社
合同会社リオ
〒336-0026
埼玉県さいたま市南区辻8-21-15
電話:048-836-1488
FAX:048-864-9766
メール:info@isojapannet.com